会社員と経営者
この2つの言葉を目にした時、あなたはどんな印象を抱くでしょうか。
- 会社員
毎月の収入は安定して決まっていて、大きなリスクは無いものの、会社の方針や自分の置かれた立場の元、そこにある業務を懸命にこなし、時に理不尽な思いをしながらも、日々を過ごしている。
- 経営者
細かな実務に追われることはないものの、決断の連続の日々で、金銭的にも大きなリスクを抱えている。もちろん、事業が上手くいけば得られる対価も大きく、会社員では出来ない様な豊かな生活を送る人もいるが、自分とは縁の無い世界で、違う立場の人。
少なからず、似たようなイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
どこか相反する2つのポジション。
あなたは、この2つを両立することが出来ると聞いた時、何を思いますか?
- 特別な経験やスキルも無いのに経営なんて無理!
- 一度は夢見たけれど、日々の暮らしもあって資金もないし、現実には難しい…
- 事業なんてしたことないし、そもそもやりたいことなんてないから、出来無いと思う
こんな思いを持ったのではないでしょうか。恐らく、大多数の方の答えはYesだと思います。
と、同時に、、、
「どうしたらそんなことが出来るのか」と興味を持った方もいるでしょう。
実現できる両立
そんな皆さんと同様に、同じ質問に対して同じ思いを持っていた、普通の30歳 会社員が、個人M&Aで事業を買収し、経営者兼会社員となるまでの日々や、会社員を継続しながらでも出来る事業経営のノウハウなどを発信して行きます。
「実際にやっている人がいる」という事実やその方法を目にすると、きっとあなたの興味も、もう少し高まっていくはずです。
現在も会社員として週5日の勤務を続けながら、経営者としてスタッフを抱えて事業を行っている私自身の、リアルな事例や日々の悩みも交えながら、楽しく有益な発信をしていきます!
会社って買える?
そもそも、会社なんて買えるの?無理でしょ…
ほぼすべての方が思ったはずです。
数年前の私もそうでした。そもそも、考えたこともないという方がほとんどのはずです。
会社や事業の買収や合併を意味する「M&A」という言葉は聞いたことはあるけれど、その正しい意味も知らないし、大きな規模の会社同士が行うもので、会社員が行うものでは無いというのが、私の最初の理解でした。
小さなM&Aは誰にでも可能
ただ、会社や事業は誰でも買うことが出来ます。もちろん、その規模や対価として払う金額の規模はそれぞれですが、会社員でも買える会社や事業は存在します。それも、少なくない数で。
会社員生活を送りながら、ニュース等で情報に触れていると、【高齢化】と【少子化】という2つのワードは、日常的に接することが多いです。実はこれこそが、会社員でも買うことが出来る会社が存在するポイントです。
経営者の少子高齢化
世の中の高齢化と同じくして、大小問わず多くの経営者もまた高齢化しています。
少子化も同様で、経営者も後継者の不在に悩み、それが原因で廃業をされるケースが年々増加しているのです。
お客様もいらっしゃり、利益もしっかり出ている。ただ、経営をする後継者がいないという理由だけで、事業を続けることが出来ず、長年続けた経営をやめてしまう。。。
あなたの身近なところでも
地方の工場、首都圏近郊で業歴の長い建設会社、夫婦と近所のパートさんで経営するお弁当屋さん、町で知らない人がいないパン屋さん…
皆さんの周りにある、多くの企業やお店もそうかもしれません。
続けたくても続けることができない。0円でも良いから、誰かに引き継いでもらって会社や事業はなんとか残っていってほしい。
そんな思いで事業を行っている多くの経営者がいます。
これこそが、会社員でも買うことが出来る会社や事業です!
全くゼロからスタートして新しい事業を作り上げていく経営は難しくとも、これまでの会社員生活で培った自分自身ならではの経験を活かして、すでにある事業を引き継ぐという方法。
もしも、こうした方々から事業を買って引き継ぐことが出来たなら。。。
あなたも経営者として事業運営を行う立場になれる可能性をほんの少し感じるのではないでしょうか。
私自身、全く同じ様に廃業を考える経営者の方から、事業を買収して経営者となりました。当然、明日にでも出来るほど簡単なことではないけれど、かといって絶対に出来ないほど難易度が高いものでもありません。
ライフスタイルのシフトの為の新しい選択肢として、少しでも多くの方の参考となるように、発信を行なっていきます。
【会社員が会社を買って経営者になるまでの日々】次回以降もお楽しみに!
つづく。。。